灰love you!灰want you!灰need you!
というアゲアゲなフレーズが耳からはなれない鹿児島発の「灰フェス2015」が7月25日に開催されます。ご存知、桜島の灰情報が天気予報でも日々流れる鹿児島発のフェスです。洗濯物や車などを汚す厄介者の灰。憎んでも止まるわけではない、なんだったら楽しんじゃおうという逆転の発想で企画された本イベントですが、既に1月にはプレイベントも行われ、本番前から面白い取り組みを続けています。
その中でも特に気になった3つの取り組みをご紹介。ネーミングから既にだいぶ気になる。
スポ灰
スポーツ灰集め、略して「スポ灰」。目線をちょっと変えるだけでいつもの「作業」を「スポーツ」にしてしまうという見事な取り組みです。ルールはいたってシンプルで、制限時間内に(30分だったり15分だったり)どれだけ火山灰を集められたかを競うというもの。公開練習会が開催されたりと、7月25日本番に向けてドライブかかってきてます。
灰句
灰フェスでは、「灰句」(灰にまつわる俳句)を募集しています。実に粋です。「洗車した 次の日必ず 大噴火」など、鹿児島人以外でもなぜかじわりと心に染み入る非常に味わい作品ばかり。日常の中で遭遇する、どこにもぶつけようのない灰によるむなしさやいらだちを、日本古来の芸術に昇華したなんとも粋なはからいです。
灰タッチ
ハイタッチって無意識にいい気持ちになりますよね。でも、なかなかする機会がない。そこで灰フェススタッフが提唱する「灰タッチ」です。桜島が噴火したタイミングで行うと、なんてことない「ハイタッチ」が「灰タッチ」になります。噴火のたびに灰タッチしよう、というルールが素晴らしいと思いました。ちなみにこの灰タッチ、灰フェス当日にスタッフと灰タッチしてFacebookに投稿すると会場内で使える50円分のクーポンになるとのこと。スタッフ見つけたら噴火してなくても灰タッチ!
いかがでしたでしょうか?ちょっと灰フェス、行きたくなりませんか?といわけで、こんな灰テンションな取り組みを続ける灰フェス。本番7月25日も、スポ灰はもちろん、火山灰を食べられる?グルメストリート、火山灰で作るインテリア雑貨ワークショップなど、灰好きにはたまらないラインナップ。乞うご期待!
Sorry, the comment form is closed at this time.