猫とたわむれたい。でも都内に住んでいたりすると自宅では飼えない。かといって道端で猫を見つけても逃げられるばかり。どうにかして猫とたわむれたい。触りたい。そんな猫好きな方のため、否応なしに猫とたわむれられる島を7つご紹介。どこも都市部から離れた離島です。猫を目指しつつ、旅行としてゆっくり島時間を過ごすのもよいかもしれません。それでは、猫だらけの島々をご覧あれ!
1. 島民15人、猫100匹の「青島」(愛媛県・大洲市)
愛媛県大洲市の長浜町にある小さな島。島民15人に対して猫が100匹と異常な比率。島に降り立った瞬間、たくさんの猫がお出迎えしてくれます。現在は猫たちの健康を考えて餌やりは禁止されています。また、島内や往復の船中には飲食できる場所がないため、丸々1日過ごせるわけではなさそう。限られた時間の中でいっぱい猫たちとたわむれたいです(笑)。船の本数は少ないため出航時間は港に連絡したほうがいいかも。また天気の影響で欠航になる場合もあります。この場合も事前に問い合わせたほうが無難です。
『青島』
場所:愛媛県・大洲市
アクセス:船が出る長浜港は「JR伊予長浜駅」から徒歩約3分。または松山市内からは車で約1時間(無料駐車場アリ)。そこから定期旅客船「あおしま」に搭乗。
2. 車が一台もない! まさに猫ちゃんの楽園「沖島」(滋賀県・大江八幡市)
滋賀県の琵琶湖にある”猫の島”。人口は350人ほど。漁業が盛んで鮒ずしが有名です。そして島には車が一台もなく猫にとってはまさに楽園。島には昔ながらの家が立ち並び古き良き日本の風景に出合えます。人にとっても最高。もっとゆっくりしたい人は島で唯一の民宿「湖上荘」でゆっくり1泊するのがオススメ。部屋から琵琶湖が一望できます。1泊して日常の喧噪から離れてみるのもいいですね。
『沖島』
場所:滋賀県・大江八幡市
アクセス:JR近江八幡駅からバスで堀切港へ。そこから船で約10分。
3. 猫パワーで震災復興!「田代島」(宮城県・石巻市)
宮城県の仙台湾に浮かぶ島。島には猫神社があり、漁師にとって大漁の守護神である「猫神様」が祀られています。そのため、猫がとても大事にされ数も島民より多いです。ちなみにこの島は犬を持ち込むことが禁止されているそう。猫の天敵とされているんですね。この島は震災によりカキの養殖が大打撃を受け、被害総額は1億円以上と言われています。 その復興を目指すべく、島のシンボルである猫にあやかった一口支援基金「にゃんこ・ザ・プロジェクト」を 立ち上げました。猫たちの人気も手伝って目標金額をわずか3ヶ月で達成。猫パワーすごい!まさに「猫神様」!島には有名な猫「垂れ耳ジャック」がいます。他には「ハートの尻尾を持つ猫」も。島に行ったら見つけてみたいですね。
場所:宮城県・石巻市
アクセス:JR石巻駅からバスで10分で石巻・北上川河口船着場へ。そこから船で約40分。
4. あのアートで有名な直島にほど近い「男木島」(香川県・高松市)
場所:香川県・高松市
アクセス:高松駅からバスで数分で高松港へ。そこから船で40分。
『湯島』
場所:熊本県・上天草市
アクセス:熊本市より車で1時間半ほどかけて江樋戸港へ。そこから船に乗り島まで約40分。
6. 最終便に乗り遅れないように! 「佐柳島」(香川県・仲多度郡)
瀬戸内海に浮かぶ小さな島。人口は100人ほど。港からフェリーで50分ほどの距離。この島には南の本浦港と北の長崎港と、港が2つあります。大きな違いはなくどちらから島に入っても猫ちゃんに会うことができます。またそれぞれ徒歩20分くらいの距離と両方楽しむことも可能。特に港の商店周辺には餌を求めて猫ちゃんがいっぱい。ちなみにこの島、民宿はないようです。飲食店もありません。猫に夢中になって船の最終便に乗り遅れないようにしましょう。
アクセス
高松から多度津駅まで約40分。駅から20分ほど歩いて港へ。そこからフェリーで50分(本浦港、長崎港とも)。
7. 新幹線を降りてすぐ行ける! 利便性抜群の『藍島』(福岡県・北九州市)
福岡県北九州市にある猫の島。とにかくアクセスが便利な島です。港の最寄の小倉駅には新幹線で行けますし、港も駅から歩いてすぐ。島も起伏が少なく海水浴場やキャンプ場もあり利便性も高い。さらに漁業者からは魚、観光客からはお菓子とたくさんの食べ物がもらえるため猫ちゃんにとっても利便性抜群(笑)。くれぐれもあげすぎちゃダメですよ。ちなみにすぐとなりの相島も”猫の島”。こちらも猫がけっこういます。
『藍島』
場所:福岡県・北九州市
アクセスは大変だけど……猫が待っている!
猫の島へはアクセスは決して良いとは言えません。最寄駅からバスで港に向かったはものの船の出航時間とズレてしまったり、船自体も本数が少く悪天候の時には欠航になったり。それでもたくさんの猫たちに会いに行ってみたいもの。ここに紹介した島以外にも猫の島はまだまだあるそうですよ。一点、エサやりを禁止している島もありますので、地元のルールはきちんと守りましょう!
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